いちじく

イチジク浣腸!

いちじくで真っ先に思い浮かんだのは、あのイチジク浣腸でした。果物屋にいちじくがないことはあっても、薬局にイチジク浣腸がないことはありませんが、身近といえば身近な存在です。

アダムとイブの時代から世界中で親しまれている果実「いちじく」

最近では、あまり馴染みの深くないいちじくですが、実は色々な健康に良い効果のある食品であることをご存知ですか?
いちじくは、古くから民間医療薬として知られており、健康のためになる多くの効果を発揮するといわれています。そのまま食べても美味しいいちじくですが、ジャムにすればいつでも手軽においしくいただけます。今回は、そんないちじくについて紹介します!

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いちじくってどんな果物?

いちじくのミニヒストリーいちじくがヨーロッパから日本に伝わったのは江戸時代、西暦1630年のことです。それ以来いちじくは日本人にその存在を知られるようになりました。昔はどの家の庭先に一〜二本は植えられ、季節の風味を楽しむ、非常に身近な果物でした。いちじくの歴史はとても古く、紀元前から親しまれ栽培されている植物の一種なのです。紀元前から栽培されていることを物語るのは、旧約聖書に登場する、アダムとイブの腰元を隠すいちじくの葉ですが、葉だけではなく、いちじくの実が知恵の木の実としても書かれています。そんな歴史の長いいちじくの原産地はアラビア南部で、紀元前3000年前頃にはすでに栽培が行われていたと伝えられています。

★ いちじくの名前の由来

いちじくを漢字で書くと「無花果」と書くのですが、いちじくには花がないように見えることから、そう名付けられました。実際は、いちじくだって立派な果実で、花も咲かせるし実もつけます。(それゆえに果実なのですが)いちじくを食べた方ならご存知かと思いますが、食べたときに口の中でプチプチと音がしますよね?そのプチプチ音の元が、実はいちじくの種子。つまり、いちじくは人知れず、果肉の中で無数の花を咲かせているのです。奥ゆかしいですね。また、一日一個熟すことから、もしくは、果実が実ってから一ヶ月で熟すことから「一熟」という別名もあります。

★いちじくの旬

いちじくの収穫できる季節は夏と秋の2回がありますが、9月の頭、要するに秋に収穫されたいちじくの方が、幼果のままで冬を越して翌夏に成熟した夏のいちじくよりも、風味があるので美味しいといわれています

★ いちじくのここには注意

いちじくには、多くの健康効果がありますが、熟していない若いいちじくを食べると下痢などを引き起こし、逆に健康が損なわれてしまいます。また、いちじくを大量に摂取した場合もお腹がゆるくなり、下痢を引き起こしやすくなってしまいます

★ いちじくの健康への効果

古くから民間医療薬として親しまれてきたいちじくですが、一体どのような効果があるのでしょうか。

便秘解消に一役!いちじくは、食物繊維として働くペクチンを多く含んでおり、ペクチンの働きによって便秘が解消されます。ペクチンは、熟した果実に含まれる成分で、よく熟したいちじくを1日に2〜3個食べることで効果を得ることができます。イチジク浣腸がいちじくの形をしていることも、当然かも知れませんね。

二日酔い対策に二日酔いは、体内のアルコール分解酵素が、アルコール分が分解しきれないために起こります。いちじくの持つ酵素は消化作用を促進し、アルコール分解酵素を活性化させます。お酒を飲んだ後にいちじくを食べることで、翌日までアルコールが残らず、二日酔いを防ぐことができます。ですが、いくらいちじくを食べたからといって、飲み過ぎはいけません。

抗がん作用が認められていますいちじくの抗ガン作用とは、あまり聞き慣れない話ですが、いちじくには抗がん作用のある成分のひとつとして認められているベンズアルデヒドという成分が含まれています。そのため、知る人ぞ知るといった状態ですが、いちじくは抗がん作用のある食品と呼ばれています。
まだある、いちじくの健康効果いちじくには冷え性、高血圧、痔、炎症にも効果があります。また、いちじくには多くのミネラル分が含まれており、他の果物と比べても、健康に対する効用は決して少なくありません。いちじくをもっと見直したいですね。

いちじくを美味しくたべよう

★ いちじくのおいしい選び方

● いちじくは紫色が美味しい

美味しい、いちじくの選び方の基準、それはまず皮の色が紫色であることです。そして、その紫色が全体に均一だと甘く美味しいとされています。また、少し中身が見えているくらいの方が熟していて美味しいです。更に、やわらかくて重量感のあるものを選びましょう。

● いちじくは保存がむずかしい

いちじくは保存がとても難しく、長期にわたる保存はあまりできません。いちじくは、購入したらすぐに冷蔵しておいて、通常、買ってから1日から2日程度日をおいてから、そのまま皮をむいて食べるのが、いちじくの美味しさを堪能するにはベストでしょう。ただし、長く保存はできませんので、ご注意を!

いちじくジャム!

★ いちじくのおいしいジャムの作り方

いつでも手軽に楽しめる、いちじくジャムのレシピです!

【材料】

いちじく・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・5〜6個(皮をむいて250g)
グラニュー糖・・・・・・・・・・・・・・・・・・75g(いちじくに対して30%)
レモン汁・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1/4〜1/2個分
ブランデー・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・小さじ1

【作り方】

水洗したいちじくの皮をむき、縦横十六等分にカットする。(ある程度小さくすることが重要です。かといって、あまり小さくなりすぎないように注意!切り終わったらいちじくを鍋に入れて、砂糖とレモン汁を加えて火にかけます。はじめは強火にし、沸騰したら中火から弱火に切り替えます。注意このときに鉄やアルミ製の鍋を使わないようにしてください。いちじくは酸味を含むので、鉄やアルミが溶け出してしまい、場合によっては金属臭が混じってしまう場合があります。いちじくジャム(他のジャムでも)を作るときは、ホーロー製やステンレス製、耐熱ガラス製などの鍋で作ると良いでしょう。実をあまりつぶさないように、たまに優しく底からかき混ぜましょう。そうすることによって、いちじくが焦げ付くことを防ぐことができます。また、あくが出てきた場合は、すみやかに除去します。泡が出てきてとろみが出てきたらブランデーを加えます。好みのやわらかさ、とろみになったら火を止めて完成。美味しいいちじくジャムのできあがりです。

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